コラム
効率的に栄養を吸収させるためには
2020/08/08
いつもお世話になっております!
神戸市東灘区の住吉にあるパーソナルトレーニングジム『CROWN GYM』代表の鈴木です。
本日はお暑い中、御影方面からお客様が来て下さいました♪
いつもお越し頂きありがとう御座います^_^
さて、今日の内容は効率的に体に栄養を吸収させる方法についてお話しします。
「身体を大きくしたいけどたくさん食べられない」「食べても筋肉がつかない」などの悩みを抱える方(特にアスリートの方)は多いと思います。
これらの原因は、消化器系の弱さや不調であることが多いです。
消化器系とは、食物を体内に摂取し、貯蔵と消化、消化された食物からの栄養素の吸収、不消化物の排泄のための器官群の総称です。
身長や体重に個人差があるように、この消化器系の機能にも個人差があります。
日常生活を送る分には問題ありませんが、トレーニングされている方やスポーツをされている方は、運動で消費した大量のエネルギーを食べて補わなければならないので、消化器系が弱いと運動量が増えるほどに支障が出やすくなります。
この消化器系が弱い方には、
①食べられないタイプ
②食べても身体に効果が出ないタイプ
上記の2タイプがあります。
①のタイプは、身体には胃が受け付けられる量が決まっているので、食事内容に関係なく胃がいっぱいになるとそれ以上食べられなくなります。
一方、②のタイプは、食べたものを効率よく消化し、栄養素をスムーズに吸収するのが苦手です。
この2タイプには共通点があります。
①栄養が吸収される割合が低い
②早食いの人が多い
上記の点が見受けられるのは、満腹中枢から「お腹いっぱい!」という司令が来る前に、たくさん食べなくてはいけないので、よく噛まずに早食いをしてしまいます。
よく噛めば唾液の分泌が増えるので、糖質の消化促進や消化管への移動も促進されますが、早食いをしてしまうと胃や腸での消化に時間と負担をかけてしまうのです。
よく噛んで食べると時間がかかるので、結果的に食事量が減ることもあるかもしれませんが、無理して沢山食べて消化しきれず栄養の吸収効率が悪くなるよりも、少量でもしっかり消化して無駄なく吸収できれば、消化器系の負担も少なくて済みます。
当ジムでは、これまで述べたような方の場合、1日3食ではなく、1食あたりの量を少なくし、1日4〜5食と回数を増やすことをおすすめしています。
3食と決めていると、どうしても1食あたりの量が多くなり、食べられない方にとっては苦しく、消化器系に負担もかけてしまいます。
食事回数を増やすことで、1食の量が少なくなり、しっかりと消化され栄養が吸収されやすくなります。
また、ダイエット時においても、全体の摂取量は変えずに食事回数を増やすことで、食間が短くなり、空腹感を感じ難くなるのでオススメです♪