コラム
ケトジェニックダイエットとは?
2020/07/25

いつもお世話になっております!
神戸市東灘区の住吉にあるパーソナルトレーニングジム『CROWN GYM』代表の鈴木です。
本日は岡本方面からお客様が来て下さいました♪
やっと梅雨があけたかと思いましたが、4連休中はまた雨が続きますね(ToT)
ジメジメしていて、全てのやる気を持っていかれそうなので、早くカラッとした天気になって欲しいと切に願います笑
さて、今日の内容ですが皆さんは『ケトジェニック』という言葉を聞いた事があるでしょうか?
近年、海外セレブなどの間で流行だし、ロカボダイエット(糖質制限)に変わる新たなダイエット方法として注目されています。
このケトジェニックダイエットは、十分な量のタンパク質と上質な脂肪を摂取し、炭水化物を可能な限り避ける食事療法のひとつです。
炭水化物の摂取量を極端に抑えて、摂取カロリーの大半を脂質から摂取することにより、体がエネルギー源として炭水化物を使えず、代わりに体に蓄えてある脂肪を分解して使おうとする代謝状態(ケトーシス)に入ることで、脂肪の燃焼を促進させます。
一般的なケトジェニックダイエットは、1日の摂取カロリーの割合で脂質70%、タンパク質25%、炭水化物5%という感じで行います。
例:1日の摂取カロリーを2,000キロカロリーとすると…
脂 質・・・155.5g(70%)
タンパク質・・・125g(25%)
炭 水 化 物・・・25g(5%)
上記の量となります。
ケトジェニックダイエットのメリットは、空腹感が少ないことです。
ダイエットというと、空腹との戦いというイメージを持たれる方が多いかと思いますが、この方法だとエネルギー供給効率の良い脂質をメインのエネルギー源とするため、脂質制限ダイエットよりもエネルギー切れを感じることが少なく、空腹感が耐えられない方には嬉しい方法です。
ただデメリットもあり、食べられるものに制限が多いことです。
炭水化物、でんぷん、小麦類、果物といった糖質が多く含まれる食物は、原則的に摂取できません。
特に外食先や外食時の食事では食べられるものが限られるため、苦労することも多くなるでしょう。
また、筋トレとの相性はあまり良くありません。
前述した通り、ケトジェニックダイエットにより、ケトーシス体質になった身体のエネルギー源はケトン体です。
少し専門的な話にはなりますが、本来、筋トレではATP-PCr系というクレアチンを用いたエネルギー生産経路と、解糖系という糖質を用いたエネルギー生産が主になります。
しかし、ケトジェニックダイエットでは、この2つのうちの1つである解糖系でのエネルギー産生が失われているため、本来の力を発揮することが難しくなります。
その結果、トレーニング強度と質が低くなってしまう恐れがあるので、トレーニング効果を最大化させることを目的とした場合は、この食事方法はあまりおすすめできません。
以上のことから、当ジムではお客様の目的や向き不向きに合わせて、様々な方法を提案させて頂いております。
体づくりは食事からと言われるように、しっかりとしたトレーニングと併せて、正しい食事の知識も身に付けられるところもジェネシスジムのメリットです♪