【ジェネシス通信 vol.11】なぜ年を取ると太りやすくなるのか？

若い頃と比べて食事量が増えている訳でもないのに、なぜか最近太ってきた…

みなさん一度はこのような経験がないでしょうか？

今日はなぜ年齢を重ねると太りやすくなるのか、その疑問を解決していこうと思います😁

まず結論から言うと、基礎代謝の低下です。

『あーよく聞く話ね〜😑』と思ったそこのあなた‼️

ではなぜ基礎代謝は低下してしまうのかご存じでしょうか？

主な理由は以下の通りです🤲

1. 筋肉量の減少

加齢に伴い、筋肉量が減少することが一般的です。筋肉は安静時のエネルギー消費、つまり基礎代謝に大きく関係しています。そのため、筋肉量の減少は基礎代謝の低下を直接的に引き起こします。

2. 身体活動量の低下

年齢を重ねると、日常的な身体活動や運動量が減少する傾向があります。これにより1日のエネルギー消費量が減少し、結果として代謝が低下します。

3. 臓器の代謝率の変化

臓器や組織ごとのエネルギー消費量は異なります。加齢により、各臓器の代謝率が低下することが報告されています。これも基礎代謝の低下に関係する要因の一つです。

💡豆知識💡
肝臓は基礎代謝において、全体の約27％ものエネルギーを消費すると言われています。

これは、心臓（約7%）、腎臓（約10%）、脳（約20%）などと比較しても高く、肝臓がエネルギー代謝の中心的な役割を担っていることが分かります。

そのため、肝機能が低下すると基礎代謝も低下し、エネルギー消費が減ることで体重管理が難しくなることがありますので、お酒(アルコール)の過剰摂取や、脂質や糖質の過剰摂取＆運動不足によってなりやすい脂肪肝には気を付けたいですね😓
そして意外と知られていないのが、栄養不足や極端なダイエットによっても肝機能低下の原因となります。

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、自覚症状が出にくいため、日頃から生活習慣に気を付けることが重要です！

このことから、食事量が全く同じだったとしても、上述した筋肉量の減少や身体活動量の低下、そして臓器の代謝率の変化によって、そもそもの総エネルギー消費量が減少しているため、カロリーオーバーが起こりやすく、余分なエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなるのです😮‍💨

では加齢による代謝の低下を抑えるためには、どのような対策を講じればいいのでしょうか？

以下に具体的な方法をご紹介します🙌

●筋力トレーニング

筋肉量を維持・増加させることで、基礎代謝の低下を防ぐことができます。自宅でできる簡単な筋力トレーニングや、ジムでのウェイトトレーニングなどを取り入れてみましょう。

トレーニングのやり方や正しいフォームが分からない人は、自己流で行うことによる怪我のリスクを考えると、パーソナルトレーニングで正しい知識を習得することが効果的です💡

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●有酸素運動

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、総エネルギー消費量を増やし、代謝を活性化させます。無理のない範囲で、定期的に行うことが重要です。

●バランスの良い食事

栄養バランスの取れた食事は、筋肉の維持や全身の健康に不可欠です。タンパク質・脂質・糖質を自分に合った適切な割合で摂取し、特にタンパク質を適切量（別のコラムに解説予定）摂取することで、筋肉の減少を抑える効果が期待できます。

これらの対策を日常生活に取り入れることで、加齢による代謝の低下を緩やかにし、健康的な体を維持することが可能となりますので、まずは習慣を作るために簡単なところから始めてみてはいかがでしょうか😊？

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