コラム
おやつと間食は違う!
2020/06/13

いつもお世話になっております!
神戸市東灘区の住吉にあるパーソナルトレーニングジム『CROWN GYM』代表の鈴木です。
本日は岡本方面からお客様が来て下さいました♪
梅雨入りでお足元の悪い中来て頂いて感謝です!
ところで、皆さんはおやつを食べることが多いでしょうか?
ダイエットにおいて意外と見落されがちなのがこの『おやつ』です。
仕事の休憩時間にちょっと小腹が空いたのでチョコレートやクッキー、スナック菓子を食べよう!なんてことは結構あると思います。
しかし、そのおやつこそがダイエットの妨げになっていることがあります!
おやつはお菓子を中心とした娯楽であって、心の栄養剤にはなりえるかもしれませんが、身体にとってはあまり必要とされるものではありません。
お客様へ食事指導をさせて頂くときに、1日の食事内容を教えて貰うのですが、このお菓子だけで1食分ほどのカロリーを摂ってしまっている場合があります。
スーパーやコンビニなどによく売られている某メーカーのアーモンドチョコレートの場合、1箱食べてしまうと、なんと610kcalも摂取することになってしまいます!
これではいくら普段の食事量を減らしてトレーニングも行ってもなかなか痩せませんよね。
おやつは心の栄養剤として、少量を楽しむのがベストだと私は思います。
では題名にもある間食とは何でしょうか?
間食は、食事の間隔が6時間以上空いた時(就寝中は除く)に摂取するものです。
分かりやすく言えば、エネルギーや栄養素が切れた状態で運動をすることがないように摂る『補食』です。
空腹で運動してしまうと、低血糖で脳にエネルギーが送られず、集中力も低下し、すぐに疲れるなど事故にもつながります。また、エネルギーがないので筋肉を分解してエネルギーを確保しようとしたり、トレーニング後の食事でドカ食いしてしまったりして、逆に太ってしまう可能性もあります。
そのようなことを防ぐためにも、効果的に間食を摂取する必要があります。
間食を摂る際のポイントは、
①トレーニング前に空腹にならないタイミングで食べる
②トレーニングの直前に食べない
③1日の摂取OKラインカロリーを変えない
上記のことを意識して下さい。
間食からトレーニングまでの時間が空き過ぎてしまうと、身体は生きる為に常にエネルギーを使っているので、せっかく摂ったエネルギーも生命維持のために使用されてしまい、結局トレーニング前にガス欠状態になってしまいます。
それならトレーニングの直前に摂れば大丈夫なんじゃないのか?
と思うかもしれませんが、それもNGです!
食べ物を消化する際にもエネルギーが使われるため、直前に一定の量の固形物を食べてしまうと、消化にエネルギーを使用してしまい、本来の力が出せなくなる結果、トレーニングの質が低下する可能性があります。
なので、トレーニングの1時間前には消化に時間のかかる脂肪が多い食品は避けて、比較的吸収の速い糖質主体(おにぎり・うどん・そば等)の軽食にし、10分〜30分前では、すぐに吸収されてエネルギー源になるもの(バナナ・ゼリーやドリンク形状の栄養補助食品)を食べるようにしましょう!
さらに、ダイエットでカロリー制限をされている場合は、1日の摂取OKラインカロリーを超えないようにすることが大切です。
例えば、昼食後の間食におにぎりを食べた場合は、夕食ではそのカロリー分ご飯の量をカットして調整して下さい。
ただ、菓子パンなどは砂糖が多く含まれるため、食事に含まれる全ての糖質(穀類からのデンプンなど全て)よりも多くの糖質を摂取し易いので注意が必要です!