コラム
脂質とビタミンの関係
2020/06/05
いつもお世話になっております!
東灘区の住吉にあるジム『CROWN GYM』代表の鈴木です。
本日は御影からお客様がいらっしゃいました!
暑い中、足を運んで頂いて嬉しい限りです^_^♪
前回、前々回のコラムから糖質やタンパク質のビタミンとの関係についてお伝えしてきましたが、今回は三大栄養の最後の1つ、脂質とビタミンの関係についてお話しします。
脂質は体内で1gあたり9kcalとなり、三大栄養素のうち最も高いエネルギーになります。
脂質には体の中でつくることができない必須脂肪酸が含まれていて、不足すると発育の障害や、皮ふ炎の原因になったりします。
また、以前のコラムでビタミンは水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分けられるとお伝えしましが、この脂溶性ビタミンの吸収にも役立っています。
なので、不足してしまうのも良くないですが、エネルギー量が高い故に、取りすぎると代謝しきれなかった脂肪が蓄積し、肥満や高血圧など生活習慣病の要因になります。
ではどれぐらいの脂質を摂取すれば良いのでしょうか?
年齢や性別によって異なりますが、成人で1日に必要なエネルギーの20~30%程度を脂質からとるのが望ましいと言われています。
そしてこの脂質と関係してくるビタミンがビタミンB2です。
脂質をエネルギーに変える時、糖質の代謝に使用されるビタミンB1に加え、ビタミンB2も利用されます。
その為、ビタミンB2が不足しているとビタミンB1が多く使われるので、糖質が十分に代謝されない可能性があります。
ということから、脂質を摂取したときはビタミンB2を意識的に摂取することで、ビタミンB1の利用が節約され、糖質の代謝にビタミンB1を存分に利用できることになるので、脂質・糖質の代謝をスムーズに行うことに繋がるわけです。
以上のことを踏まえて、普段の食生活をもう一度見直してみましょう!